YMCA合宿に行って来ました
CloudSpiralという学習プロジェクトでは夏合宿が2回あって、1回目の合宿(過去記事参照)
に引き続いて、2回目の合宿があったので書き残しておきます。
合宿の概要
この合宿では、9月1日〜4日にYMCAが管理している山奥の宿泊施設に閉じ込められ、クラウドの技術について学びました。
プログラムとしては
のような日程でした。
AWS(Amazon Web Services)について
AWSで私たちに特に関係があるものといえばEC2であり、今回はEC2を体験させてもらいました。
感想としては
- 環境設定が楽(OSなどの初期設定からファイアーウォールまで)
- 立ち上げまでがすごく早い(全工程が慣れたら本当数分)
- 料金プランが親切
- 新規事業に最適(消費した分だけ請求)
とはいえ、アクセス数が増えた場合にしっかり売り上げも比例して伸びるビジネス設計をきちんとしておかないと、
むしろ赤字ばかり増えてしまう原因にもなりかねないなあと思いました。
MR体験
よくHadoopはNoSQLと混同されてますが、Hadoop自体はデータベースというより、ビッグデータを解析するためのフレームワークといった方が正しいですね
(このフレームワークの中で使ってるデータベースがNoSQLです)。
今回はHadoop/MRを学習しましたが、最近では既にHadoopよりも遥かに速く、また、Hadoopが苦手なリアルタイム分析が可能なSparkというフレームワークが登場してきており、
10年後にはもうMRの考え方も無くなるのでしょうか。技術の進歩は早いですね。。
API・Ajax
REST APIについては、一般的に
パラメータを指定して特定のURLにHTTPアクセスをすると、XMLで記述されたデータが返ってくるシステム
と書かれています。REST APIを使う分には、本当にこれだけの認識で問題ないです。
REST APIの使い方
$.ajax({ url: 'http://.../api/comment', data: {msg: 'hello'}, success: function(xml) { //成功時の処理 console.log($('message', xml).text()); } });
と書けます(url先の機能によっては、data,successは無くても構わないでしょう)。すごい短い!!
ビジネスモデルキャンバス
最近流行らしい、新規事業の設計をするための概念ツール。
ターゲットや売り上げの方法などを事細かに書き上げる事で、ビジネスモデルの全体像が見えやすくなります。
使ってみた感想としては、自分たちが当然考えていた事を、ちょっと体系立てて書いてみただけって感じがするので、時間がない時は特に書く必要も無いかなって感じでした。
まとめ
学習した内容に特にまとまりもないので、まとめもクソも無いんですが、個人的にはAWSについてレクチャーしてくれた人がおっしゃってた、
夢を語るだけで許されるのは高校生までで、大学生からは実際にそれを実現していくことが求められる。
っていう言葉が、最近自分が感じてた事と共鳴し合ってものすごく印象に残りました。
という訳で、やるやる詐欺にならないように、どんどん有言実行していこうかなと思いました。
あと、強いて言えば、最新技術やツールをキャッチアップしていって、メリットやデメリットを考えるよりも先にどんどん導入して行くべきだと感じました(いずれ歳を取ったら面倒臭くなるんだろうなあ…)。
おまけ 〜YMCAの洗礼〜
まず受講者の全員を襲った最初の激震は、明らかにADSLのネットワーク環境しかないという恐怖でした。
しかし、なんとかauの回線は息をしており、受講者がテザリングしまくるという事態に(自分含む)。
また、YMCAは山奥なので、食堂はありますが、生存率を重視したような(?)食事メニューが多いです(以下はある日の昼食です。炭水化物は大事ですもんね。)
YMCAは合宿施設なので、キャンプのノリが味わえるような設備もあります。
今回の合宿では班ごとに分かれてカレーライスを作りました。
写真は頑張って火をつけようとしてるところです。
良い色…。
完成したカレー(ご飯は勿論飯盒炊飯です)。