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駆け出しハッカー()によるプログラミング・サービス開発備忘録。

Dropboxの容量を増やすためにクラウドソーシングを利用してみた

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近頃Dropboxの容量が圧迫されて始め、有料プランに移行しようかと真剣に考えていました。
ただ、その時は一番安価な有料プランが月額9.99ドルまたは年額99ドルで容量100GBで(現在は1TB)、
正直10GBちょっとあれば良かったのでずっと悩んでいました。

ところが最近クラウドソーシングの話を良く聞く様になり、その時同時にふとDropboxの友達招待のシステムを思い出しました。
Dropboxでは、友達を招待する事で、招待した側とされた側両方が500MBの追加容量を獲得する事が出来ます。

ということで、思い切ってクラウドソーシングで友達招待しまくって容量を獲得しようという作戦を実行に移してみました。

クラウドソーシングについて

日本のクラウドソーシング市場の代表的な会社にcrowdworksがあります。

crowdworksは最近流行っているAirBnBやUBERのような、「個人がダイレクトに情報をやり取りする」という時代の流れの中にクラウドソーシングも位置すると考えて、
いち早くクラウドソーシング市場を開拓して来た会社です。

仕事を依頼するとなると、やはり大勢の仕事人が欲しいので、今回はcrowdworksでクラウドソーシングを行いました。

準備

とりあえずcrowdworksのアカウントを作成して、早速仕事を依頼したいところですが、
その前にプロフィールを更新した方が良いです。

なぜかというと、仕事を受注してくれる方たちにとって、仕事の依頼者が信用できるかというのは最も重要な要素の一つで、
それを判断するための唯一の情報がプロフィールだからです。

本人確認書類提出

よってプロフィールを設定していく訳ですが、crowdworksのプロフィールには、住所などを入力する基本情報の他に、
「本人確認書類提出」という項目があります。

これは、基本情報に記載されている名前や住所が本物かどうかを、免許証などの写真を提出する事で証明するプロセスです。

このプロセスは無くても仕事は依頼できるのですが、確実に素早く仕事を受注してもらうためにも、是非登録しておきましょう。
(注意点として、免許証などに記載されている住所を基本情報の住所として設定する様にしてください。)

仕事の依頼

仕事内容の記述

早速仕事を依頼します。依頼内容などの設定は、図の様にほぼ1ページで終わります(但し、今回はタスク形式の仕事依頼しか試していません)。

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STEP4がちょっと分かりにくいですが、これは実際に受注者に仕事の成果物を提出してもらったり、一連の仕事を行ったかどうかの確認をしたりするためのSTEPだと(僕は)理解して、図の様に記入しました。

それでも分かりにくい場合は、crowdworks上に依頼されている色々な仕事を覗けば作業内容も一緒に見れるので(非表示設定されている場合は無理ですが)、参考にしてみてください。

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最後に依頼する仕事の件数とその報酬を設定します。早く仕事を消化してほしい場合はより高く設定すれば良さそうですが、
今回はそんなに急ぎの用事でもなかったので1件100円とかにしてみました
(後で知りましたが、実際はもっと安い仕事も溢れてるみたいですね)。
件数は、Dropboxの招待システムの上限である32件(32*0.5GB=16GB)に設定しました。

仮払い

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crowdworksでは、受注者が出来るだけ安心して仕事を受注できる様に、発注者が仕事を依頼する時には先に報酬(+マージン)のお金を払っておくシステムを採用しています。

なにやら発注者にとってリスクが有りそうに聞こえますが、実際には仕事が受注されなければ返金も選択できるので、リスクは無いと考えてよいと思います。

詳細画面

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仕事の登録は以上で完了です。思った以上に大分早く終わりました。
僕は登録完了後も仕事が受注されるかかなり気になったので、何回も更新ボタンを押して図の丸の所の数字がどんどん増えていくのを見張ったりしてました(暇人)。

今回は登録完了して数分後にはもう「500MBの追加容量を獲得しました」というメールがDropboxから届き始め、初日だけで5人以上の方に仕事を行っていただきました。

仕事のコピー

今回は一回目の仕事依頼では募集期間中に19件しか捌けなかったので、同じ仕事を再度依頼する事にしました。

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やり方は、マイページに行って図の様に操作するだけです。「コピーして新しい仕事を依頼する」を選ぶと、また仕事内容の記述画面に遷移します。

感想

なんとか2回目の依頼で、32件全てのタスクを捌く事が出来ました。

感想としては、

  • 思ったよりずっと仕事依頼までのプロセスが簡単
  • (今回の様に)どんなに特殊な仕事でも、報酬さえ用意すれば簡単に仕事として依頼できるのは便利

というところでしょうか。

すごい簡単なので、是非皆さんも利用してみてください。